白紙

小樽インセクト工芸社                             ホタルの飼育方法



   



B


産卵及び孵化装置の作り方





   


                   産卵ネット (写真−1)      産卵用水盤とスポンジチップ (写真−2)






スポンジチップに産み付けられた卵 (写真−3)




           ホタルの産卵装置



 ホタルはミズゴケ・スポンジ・ガーゼ・カット綿等水分を含ませることの出来る物を産卵床として用意し

 親ボタルを放すだけで簡単に産卵します。


 ただし卵の確認のしにくい物に産卵させてしまうと孵化するまで産卵数や卵の変化・孵化日などの

 基本的な観察が出来なくなってしまいます.特にミズゴケは卵の確認がしずらいので使用しない方が

 良いでしょう。


 誰にでも簡単に出来る産卵装置の作り方の説明をします。




準備する物は次の通りです



@ 量販店などで市販されている直径30cm×幅40cmの洗濯用ネット (写1)。


A #10(径3.2mm)位の 針金。


   洗濯用ネットの上下に針金の通るマチがついておりますので写真のようにリング状に通して針金が

   ずれない様に縛ってください。


B 水盤 直径20cm (植木鉢の受皿で十分です) (写真2)。


C スポンジチップ 1cm角〜2cm角のもの。(座布団用のスポンジマットを自分でカットする事) (写真2)。


D 孵化幼虫採集用ピペット。( 熱帯魚用か園芸用 )


E 透明プラ容器(写真4・5)かタッパ−型容器。




◆ @〜Cを準備し写真1のようにセットして産卵装置の出来あがりです.後は親ボタルをネットの中に

   放すだけです。


◆ スポンジチップには水を十分含ませておきます.ほとんどのホタルは日中スポンジチップ同士の隙間に

   隠れておりますが夜になるとスポンジチップの隙間から這い出してきます。


◆ スポンジチップが渇き気味になったら霧吹きで水をかけてください。


◆ スポンジチップは出来るだけ小さく(1〜2cm角)するのがポイントです。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



産み付けられた卵の確認と回収及び孵化の準備



  

                 (写真−4)                      (写真−5)


( 透明プラ容器を使用した簡易孵化容器と卵の産み付けられているスポンジチップ )




◆ 5日間に一度.卵の確認と卵の産み付けられているスポンジチップの回収をします.卵の産み付け

   られている部分のスポンジチップは薄茶色に変色したように見えますので虫眼鏡等で卵かどうか

   確認して下さい。


◆ 透明プラ容器かタッパー型容器に十分水を張り回収した卵のついているスポンジチップをいれれば

   孵化の準備の完了です。


◆ スポンジごと水の中に浸かってもかまいません.孵化が完了するまで2〜3回水の交換をして下さい。


◆ エアレーションは必要ありません。


◆ 産卵20日後位からエンブリオの黒化が確認出来る様になります。


◆ エンブリオの黒化後3〜4日で孵化が始まります。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



孵化確認と幼虫回収及び孵化幼虫の取扱い



◆ 孵化直後の幼虫は体長 1.7mm 前後・体幅 0.4mm 前後と非常に小さいので簡単なルーペ

   (虫眼鏡・拡大鏡)等を用いて幼虫を確認して下さい。


◆ 透明プラ容器内を歩く幼虫を確認したらピペットで吸い取り 「 水盤飼育容器 」 内に移して飼育して

   ください。




簡易産卵方法の疑問点は 質問箱






◆ ご質問者の住んでいる都道府県名は必ず記して下さい ◆


都道府県名明記のない質問には返信しかねます。





「ホタルの飼育方法」に記載されている文・写真・動画・図表の無断転載を禁止します。


Copyright c 2003 Sadatoshe Honma