小樽インセクト工芸社 ホタルの飼育方法

E −T
ヘイケボタル
産卵〜孵化の記録写真
当社の記録ビデオからキャプチャーした写真集です.画像の画質は良く
ありませんがご参考にして頂ければと思います。
土マユから羽脱直後の♀成虫 写−1〜2
◆ヘイケボタルの発光◆
( 写真 3〜6 )
◆ 雌ボタルは腹面第5腹節・雄ボタルは腹面第5・第6の二つの腹節で発光します。
ロールオーバー写真
左♂右♀発光の違い(背面) 3 左♂右♀発光(写真−3の腹面発光部) 4
♀の発光 5 ♂の発光 6
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◆ヘイケボタルの産卵◆
( 写真 7〜13 )
◆ 雌ボタルは廻りが薄暗くなるとスポンジチップの気泡に一個づつ産卵管を
伸ばして合計50卵〜100卵位を数日にわたって産み続けます。
◆ 複数の雌を用いて行った当社の産卵数の確認実験では1雌 平均≒70〜
80卵の実験結果になりました。
◆ 文献などによるヘイケボタル1雌における総産卵数の実験では50卵〜
20卵とバラツキが非常に大きい結果報告になっております。
7 8 9
スポンジチップに産卵中の♀と産み付けられたスポンジチップ 写真 7〜9
産み付けられたスポンジチップ内の卵 10 卵の大きさの違い 11
写真12削除いたしました 写真13削除いたしました
白黄色から黄色に変化した卵 12 産卵後12日目前後の胚の成長 13
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◆孵化までの卵の変化◆
( 写真 14〜23 )
◆ 産卵直後の卵は白黄色であまり目立たないが日を追って黄い色が濃く
なっていきます。(写真12)
◆ 卵の大きさは0.5mm〜0.8mmと様々です.卵の大きさの違いは 親ボタル
(♀)の体の大きさの違いによると思われます。(写真11)
◆ 卵殻(卵皮)は透明で産卵直後は確認しずらいが胚(エンブリオ)の成長と
ともに確認出来るようになります。 (写真12)
◆ 産卵後2週間目前後になると透明な卵殻を通して胚(エンブリオ)の 成長が
ぼんやりと確認出来ます。 (写真13)
◆ 産卵後20日目位になるとホタルの幼虫の形状が確認出来る様になります。
(写真16〜19)
◆ 孵化まじかに成ると胚(エンブリオ)の黒化(背板の黒化)が確認出来るよう
に成ります。(写真20〜21)
◆ 胚(エンブリオ)の黒化が確認出来るように成ると孵化は間近です。
(写真22〜23)
産卵直後の卵 14 産卵後1週間前後 15
産卵後2週間前後 16 産卵後2週間前後 17
産卵後20日間前後 18 産卵後20日間前後 19
20 21
( 産卵後20日間前後のエンブリオの黒化が薄く確認出来る卵 写真 20〜21 )
22 23
( 産卵後25日間前後の孵化まじかのエンブリオの黒化した卵 写真 22〜23 )
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◆孵化の記録写真◆
( 写真 24 〜 43 )
◆ 孵化まじかの卵内幼虫は大腮(おおあご)を使い卵殻の内面の一部分にさかんに
キズをつけだします(写真 23 〜 24)。
◆ 体が成長し卵殻内に収まりきれなくなると(写真−24)前胸背板の前頭部を使い
キズを付けておいた所の卵殻を破り卵外え脱出します。
◆ 産卵から孵化までの日数は25日間前後ですが卵のおかれている周囲環境によって
様々に変化します。
◆孵化の様子 NO-1◆
( 写真 24〜34 )
24 25 26
27 28 29
30 31 32
33 34
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◆孵化の様子 NO-2◆
( 写真 35〜43 )
35 36 37
38 39 40
41 42 43
透明な卵殻が確認出来る 孵化終了 孵化直後の1令幼虫
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